「いいことはなかったの?」生徒への問いかけはポジティブ制限をかけよう!
こんにちは。
澤木です。
新学期が始まりましたね。休み明けの学校生活を待ちわびた生徒もいれば、始まってしまって嘆いている生徒もいます。ほとんど後者だったりしますが(苦笑)
生徒とコミュニケーションをとるために、授業に入る前には必ず雑談するようにしています。この時期のこちらの問いかけは「久々の学校はどうだったよ?」です。生徒たちの返答は「つまらんかった」「疲れた」などなどネガティブワードが並びますね。素直な子たち……。
ネガティブでは終わらせない!
同調はNG!
ネガティブ返答をされて「そうかぁ、面倒くさいよな」と、こちらが同調してしまうと大変です。学校であった不満事をブレーキを掛けずに話し始めちゃう生徒がいるんですよ。しかも具体的に。もう「うんうん」と聞くしかありません。
慕ってくれている子ほど多いですねえ。こちらもかわいいくてついつい聞いてしまうんです。いや、止めろや!と思いつつ言えなかったり。
そんなのコミュニケーションじゃありませんよね。完全にこちらのアプローチミスです。実際、こんな対応を過去には何度もしてしまっていました。
ネガティブをばらまいているだけ
愚痴を全力で吐き出されたらたまらんです。「あの先生がうざかった」「宿題が多すぎる」とか、教室の空気が悪くなりますね。
完全にネガティブのばらまき行為です。う◯こをばらまいているようなものです。迷惑ですよね。う◯こばらまかれたら。
周りの生徒に迷惑がかかる行為は全力で止めるべきです。しかし、ネガティブを言うな!と禁止する発言はネガティブにネガティブを重ねるだけで、好きじゃありません。
「いいことはなかったの?」と聞くことにした!
「どうだった?」という問いかけは自由度が高く、ネガティブに走りがちです。ならば、逆に制限してポジティブに走らせればいいのです。「いいことはなかったの?」と聞いてみることにしました。
「いいことはなかったの?」と聞いてみたところ、おもしろエピソードがたくさん出てくるじゃありませんか!あまりに止めどなく出て来るものですから、授業に入るのに苦労するほどでした。
この問いかけはとても効果的だと感じましたね。今後も積極的に使っていこうと思います。ネガティブでは終わらせません。
こちらの問いかけがいいことを探す練習になるでしょう。日々の些細ないいことを無理やり敏感に感じ取ってくれるようになるはず。これぞ3good!(?)
sakura394kitanagoya.hatenablog.com
まとめ
さて、生徒への問いかけはポジティブ制限をかけると良いよ!という記事でした。これはオススメですよ。ぜひどんな小さなことでもいいので、いいことを引き出して上げましょう。
この日(2016年1月8日)、来た瞬間から負のオーラを全身にまとっていた生徒にこの質問をしたら「友達に飴もらったわ」との返答。やっぱ1日にいいことの1つや2つは絶対にあるよな♪ といい雰囲気になりかけた瞬間「でも好きじゃないやつだったわ」と付け足し。
……。
いや、飴をくれた友達の優しさは誰がなんと言おうと本物です!よかったこと認定いたします!