高校数学はチャート式(黄)で指導します!
こんにちは。
澤木です。
北名古屋校には現在(2016年1月)2名の高校生が通ってくれています。受講科目は数学で私が担当です。
高校生の指導は中学生とは違い生徒主体です。課題等のわからなかった問題を持ってきてもらい、こちらがその解説をしていく、というスタイル。
しかし、この指導スタイルは生徒の力量に左右されるので、成果があったりなかったりで安定感に欠けました。こちらの記事でもそのことに少し触れています。
高校生の指導はチャート式(黄)を使用することに!
成果が安定しない大きな理由は2つです。
- 演習量が足りない
- わからない問題を消化しきれない
要は反復と予習が足りないわけです。ならば、この2つを指導に組み込められればいいのではないでしょうか。そのためにチャートを使うことにしました。チャートを選んだ理由をいくつか紹介します。
教材を増やしたくない
様々な種類の教材に手を出してしまうと消化不良になってしまうことがしばしば。既存の教材をしゃぶりつくすようにやらせたいという思いがあります。
その点、チャートは黄か青かの違いはあれど、大体どの公立高校も使っている教材です。塾で何度指導しても反復練習として活きてくるでしょう。
黄なら基本も受験もOK
黄にしたのは基本問題から受験問題まですべて網羅しているから。昔講師として働いていたバリバリ理系の方が「黄チャートを完璧にすれば名大(名古屋大学のこと)は受かる」とおっしゃっていたそうです。具体的ですね。黄チャートすげえです。
青は上級者用で、基本がない人にはしんどいです。青を使える生徒ならば、おそらくこちらが管理せずとも生徒主体の授業で間に合うでしょうし、黄を使うことにしました。自分で出来る生徒は稀です。
指導しやすい作り
チャートは指導しやすい作りになっているんです。私にとっては、かもしれませんが。
まず基本例題があります。そのすぐ下には解くための考え方と解説が。
そして、その下に練習問題があります。
基本例題→解説→練習問題という流れが1ページに収まっているのです。わかりやすいんですよ。この作り、ちょっと個別専用教材のアレに似てると思うんです。
ちょっとフォレスタに似ている
アレとは個別専用教材フォレスタのこと。似ているならば、せっかくフォレスタが素晴らしい教材なので、真似して同じように使ってみようと思ったのです。
フォレスタの作りは画像の通り。
- Point
- Warm Up
- Try
- Exercise
の4つに分かれております。チャートで言うと、PointとWarm Upが基本例題&解説、Tryが練習問題に該当するかと。
指導の仕方
フォレスタはPointとWarm Upは先生と一緒に解き、Tryで演習する、というのがざっくりとした一連の流れです。チャートでもそれを再現し、基本例題を一緒に解いて、練習問題で演習してもらおうと思います。宿題は練習問題の赤×で。
1コマ(80分の授業)で3~5単元進められればいいかなと考えています。まだ始めていないので、どのくらい出来るかは探りながら。もちろん予習ペースで行きます。
まとめ
さて、高校生の指導について考えたことをまとめてみました。不安点は生徒が消化しきれるどうか、ですね。今以上に勉強時間を増やしてもらうことが必須になるでしょう。
結果が出ていないということは勉強時間が足りていなかったということ。負荷をかけて頑張らせることにします。放っておくと楽な方に流れがちですからね。力になれるように打てる手を打っていきます!
しばらく試してみて、どんな成果が出たかまたレポートしますね。