さくら個別北名古屋校の風景

さくら個別北名古屋校の教室長澤木が写真とともに日々の様子を発信します!

競うことで暗記時間がグッと縮まった!

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こんにちは。

澤木です。

 

昨日の話です。

「国語のテストなんだけど、『挨拶』は絶対覚えとけって先生が言ってたよ」ある中3生が私にこう言いました。ちなみに「挨拶」は中3の教科書に載っている詩です。

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覚えとけってことはテストに出るということですね。

「よしよし、んじゃ張り切って覚えよう! ...いや、待てよ。お前覚えるの苦手だったな。どっちが先に覚えるかおれと勝負しよか」

 

暗記勝負

「えっ!?マジ?いやいや私覚えるの遅いし」なんて案の定ためらいを見せてきました。

「大丈夫大丈夫。お前は学校でちょっとは覚えたんだろ?ハンデ戦じゃん。それに競った方が盛り上がるって」

「...わかった。やる。」

(ニヤリ)「OK!どっちが先に覚えるか競争ね」

いいですね。真剣勝負です。

 

勝負はガチで

もちろん勝負はガチ。負かせる気で覚えます。しかし、言い出したはいいですが結構なボリュームで大変でしたたよ。普段中学生の国語は指導していないので初めて見る詩でしたし。まぁそれでこそ勝負のし甲斐があるんですけどね。

覚えるのに20分ほどかかりました。中3の子も同じくらいに覚えたようで、私から先に暗唱し、その後にその子が暗唱することに。

 

結果は...

私がノーミスでクリアしたのに対し、中3の子は二文ミスしてしまいました。大人の貫禄です。何もすごくありませんね...。勝負はどうでもいいです。

しかし、その子は学校で覚えた時は50分の授業で半分弱しか覚えられなかったらしいのです。それを考えると20分でほぼ覚えたのは進歩ですよ。すごくないですか!いつも以上の集中を見せてくれましたね。

 

 競うことで暗記時間がグッと縮まった!

 私が本気で覚えている姿がプレッシャーになっていたようでした。覚えることに必死です。こんな姿は見たことがありませんね。いいですねえ。

いつもは暗記といえばいつもはだらだら眺め勉でやっている人です。しかしこのときは、手で隠してテストしながら覚えていましたよ。いつも口頭でやり方を伝えてはいましたがなかなか出来ずにいた子ですが。

「競ってやったらメッチャ早く覚えられた!」

いい一言を頂きました。競うことで暗記時間を縮められました。ナイスです。

 

 

いつもテスト3週間前からテスト勉強を始めている子です。さらに常に自習に来ています。時間があることで勉強が間延びしがちだった彼女にはいい刺激になったのではないかと思います。

要は本気が足りないんだと思います。時間は無限にあると無意識に思ってしまっているんでしょうね。そんなわけないよ!

暗記時間は縮まったし、私は大したことしていないのにすごいと思われたし(一応勝負に勝ったので)これがWINWINというやつですね!違うかな…

 

西春中、天神中、師勝中は明日からテストが始まります。がんばってきてくれ!

教室は14時開放です。みんな自習においで!